参照：ズームイン！！サタデー
毎週土曜日に放送されている日本テレビ系列の人気情報番組「ズームイン！！サタデー」。
その中でも屈指の人気を誇るコーナーが「プロ野球熱ケツ情報」です。
先日、その「プロ野球熱ケツ情報」でジャイアンツの選手に「コーヒーと紅茶のどちらが好き」かを聞いた回があり、とても面白かったので紹介してみたいと思います。
17人中15人がコーヒー派
石川、陽、宮本コーチ、戸根、小林、畠、田中俊、桜井、吉川光、炭谷、立岡、吉川尚、高橋、大江、吉川大、宮國、丸、の17人にコーヒーor紅茶の質問をしたところ、15人がコーヒーを選択し、紅茶を選択したのは畠と宮國の2人だけでした。
吉川大が「紅茶は女子の飲み物」と言っていたように、巨人軍公式マスコットガール「ヴィーナス」のメンバーでは6人中5人が紅茶を選んでいます。
畠選手と宮國選手はちょっと中性的な感じがしますもんね。
コーヒーにはカフェインやクロロゲン酸といった有益な効果を示す成分が豊富に含まれているので、ダルビッシュ有選手をはじめコーヒー自体の味は好きでなくとも練習や試合の前に愛飲している選手は多いです。
代謝率を高めるカフェイン
コーヒーに含まれる代表的な成分カフェインには代謝率を高める効果があり、コーヒー一杯程度のカフェインを摂取すると飲んでから約三時間の間3～5％、三杯程度の摂取で約10％代謝が上がるという研究報告がある
血糖値の上昇を抑えるクロロゲン酸
クロロゲン酸は糖の分解酵素の働きを阻害する効果があり、摂取した糖が吸収しやすい状態になるのを遅らせる事ができる（余分な脂肪を溜め込ませない）
選手たちのコーヒーに対するこだわり
コーヒーを選択した選手たちのコーヒーの飲み方やこだわりについてですが、特別に強いこだわりを持つ選手はいませんでしたが、面白い解答をしている選手は数人いました。
まずは「アリ」というあだ名をつけられるくらいの甘党小林選手はミルクコーヒーでないとダメ。
さらに、ミルクは牛乳のみで低脂肪はダメ、牛乳とコーヒーの比率は8：2とある意味強いこだわりを持っていました。
カフェイン過敏症や前立腺炎に悩んでいる人には小林選手のような飲み方がおすすめです。
カフェイン過敏症の人は大量のコーヒーは絶対飲まないように。最近は美味しいデカフェもたくさん販売されているのでそちらを飲みましょう。
慢性的な前立腺炎の人も理由はよく分からない部分が多いけどコーヒーの飲みすぎはよくないみたいですよ。
次はズムサタ常連の石川選手。
石川選手は主にアイスコーヒーを好み家庭用の小さな氷を決まって3つ入れるようです。これより多すぎると冷えすぎで、少ないとぬるいという相変わらずの神経質さをアピールしてました。
プロ入り後、先輩が飲んでいるのを見てかっこよかったからという理由でコーヒーを飲み始めたみたいです。
今季ジャイアンツに移籍した丸選手も大のコーヒー好き。ただし、味にはあまりこだわりを持っていないようですね。
カフェインに対する抵抗力がかなり強いのか、毎日500mlのペットボトルコーヒーを2～3本飲むようです。
健康管理に人一倍気を遣っている丸選手はカロリーが0だからという理由でブラックを愛飲し、ホットよりもアイスを好んでいます。
参照：ズームイン！！サタデー
そして最後はただ一人コーヒーの銘柄を挙げていた陽岱鋼選手です。
石川選手に「常にコーヒーを持っている」と言われるくらいコーヒーが好きみたいですが、好みのコーヒー銘柄は「コロンビア」。理由は酸味があまり好きではないという事でした。
一言に「コロンビア」といっても、産地等によって名前も味も風味も変わるので「コロンビア＝酸味が少ない」というわけでもないし、酸味や苦味は銘柄よりも焙煎度合に大きく左右されます。
ただ、コロンビアは世界的には質の高いコーヒー豆を産出する地域として有名なので、陽岱鋼選手はコーヒーの味や風味が分かるコーヒー通なのかもしれません。
コロンビアが好きなら同じ南米のブラジルや酸味が少なく苦味が多めでコクが強いインドネシアのマンデリンもおすすめです。
コロンビアは深煎りでも美味しいし、浅煎り～中煎りの間で焙煎すると酸味と苦味のバランスが絶妙なんですよね。
コロンビアのコーヒーはデカフェ（カフェインレス）もたくさん販売されているので、カフェインが苦手な人や妊婦さんなんかでも安心して飲めます。味はやっぱり普通のものより数段落ちますが。
質が高いのはやはりスペシャルティコーヒーで、例を挙げると「コロンビア トリマ ロマーナ」「コロンビア クレオパトラ」「コロンビア エスメラルダ スプレモ」のように国名の後は農園の名前等が付きます。ご参考にしてください。
アスリートに対してコーヒーの質問をする番組が珍しく、とても興味深かったので記事にしてみました。
他のプロ野球チームの選手の中にもコーヒーを愛飲している人は多いと思うので、またこのような形で紹介される事があれば記事にしたいと思います。
